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2010年8月1日

パワーシート 修理

ベンツC200 コンプレッサー のパワーシート不動 修理しました

最近は何でも屋になりつつあります 

 

まだ 40000キロ程度の走行距離ですが ドライバー側のパワーシート前後が不動になってしまいました!

ベンツはスイッチの接触不良が多いのですが! 今回はモーターのようです!

 シートを外しますが 今回はスライドしないので レールで隠れて ねじが外せません

何度かモーターに渇を入れて 動かそうとしましたが”” モーターから煙が上がり ご臨終!!

 しょうがないので アッセンブリーで外すことをあきらめ サイドのボルトを外すことに!

これがまた 手が入らない””  たわいも無い修理なのですが 思わぬ手間が!!!

車の修理は 簡単な作業でも 落とし穴があるもんです!!

 

何とか外し モーターもはずし モーターをばらしてみました!!

やはり マグネットが減っていました これではパワーが出ません..........................."""

モーターは ばらさなくても 電気を流して 回転させてみて 振動が出ていれば!アウト

写真は綺麗なタオルの上で クリーナーを吹付けて 磁石の削れた粉塵はたくさん出てきたところ! これではもう駄目ですね!

 

今回は部品が欠品していましたので 前モデルのベンツから使用頻度の少ないモーターを外して これで対応しました!

以外に同じようなモーターを使用しています スペックと取り付け寸法が合えば問題なし!!

 

但し配線のカプラやプラス マイナスやセイド リターン等の付き方が違います 

配線を間違えないように作り変えてOK.....................!!

 

たわいも無い修理でした!!


投稿者:zeal-pro at 11:22 | メンテナンス

2010年7月9日

ポルシェ996 ウオーターポンプ交換

 

996のウオーターポンプの交換です

梅雨時期で皆さん 不快な日々をお過ごしでしょう!

先日は油温やエアコンなどについて 書きましたが この時期暑くなると気になる故障!!  水周りです

特に996以降のポルシェは水冷です 996やボクスターの前期モノはそろそろ 水周りのトラブルが増えています!!

 

ウオーターポンプ  この風車(水車ですね)

おおくはセンターシャフトにガタが生じ”” 水が漏れる そのうちベアリングが焼きつき ロックしてしまいベルトがぶっち切れます!!

何台かお目にかかっています

エンジンの後ろについています この写真はエンジン下ろしていますが 普通はそのまま作業ができますので そんなにたいした事でもありません

 

ボウクターは座席後ろになります 少しやりずらいですね

やはり 早めの点検 クーラントが漏れている形跡があったら交換しましょう””

 

ウオーターポンプは冷却で肝心ですので壊れる前に交換ぐらいがいいですよ!

高速走行中に壊れ オーバーヒート寸前って車もありました 

下手すると エンジンがパーに なっちゃいます

 

クーラントは全容量交換タイプで全交換です ベルトやテンショナーも交換しましょう

996は冷却水のエアー抜きが大変です 十分過ぎるほどやることをお勧めいたします!!

 

真夏を乗り切るための 必要科目ですよ!!!


投稿者:zeal-pro at 18:26 | メンテナンス

2010年7月5日

フェラーリ 456GT エアコン修理

フェラーリ456GT のエアコンを修理しました! 

かなり蒸し暑く””なってきた 今日この頃です!!

一雨”””が 土砂降り ゲリラ豪雨です!! 今も埼玉西部は大雨注意報が出ています!!

 

この気候で エアコン壊れた”””って 電話が多いこと!!

暑いので エアコンもフル回転! たまにしか乗らない車に限って”いざって時に”” 熱風が......................

 

夏本番前に!駆け込み修理にこられた フェラーリ456GTをご紹介!

 なんだか!来週ツーリングがあるそうです! 暑い中!エアコンレスでは いくらフェラーリでも!! 乗れません!

 まずは!ガス漏れ箇所を探します! 今回はフロンガスが漏れてエアコンが冷えないトラブル!

どうやら エキスパンションバルブからのようです””一番やりたくない修理です! ポルシェも必ずといっていいほど ここからガス漏れします!

大変なのは! 内装をかなり 外さなければならないからです

相当めんどうです””

 

 

 

ダッシュボード コンソール等ばらばらに外していきます!!

ポルシェはボンネットからできます フェラーリは内装を外さないとできません 

 

 

 

 

犯人がやっと出てきました!!  

エキパン”とは??  エバボレーター(ラジエターのようなコアで熱交換器)で 液体ガスを噴射させ 一気に気化させます そのときの気化熱を使い コアを冷やします そこに 風を外部に当てると 冷たい風が出てくるしくみです!!解り図らい説明ですいません

 

 

 

 

こいつ↑ですね!!

かなり てこずりました””  もっと簡単に 取り外せるよう設計をお願いしたいです!!

 

 

 

ま〜”” なにかにつけて とりあえず 手が?入らない!!

イタリア人は手が小さい?????

疑問です!!

イタリアの人は 後で修理することをあまり 考えていないのでしょう!

たいした 修理しゃ無いのに! 時間かかりました””

 

 

無事終了!!!   これで エアコンびんびん”””

 

 

 

 

 

しかし!!!  今度は” 水温系がびんびん”” 走ってればいいのですが 渋滞とかは!! 水温120度ぐらいまで上昇します!

もともと 456は夏場 水温が上がり気味! ラジエターのコア増しがベストですが! 

今回時間無いので! 

スポーツクーラントへ入れ替えで 対応しました!

BIOT スポーツクーラント

−20℃〜120℃までのワイドレンジで、あらゆるステージに対応します。

全容量 交換タイプで水道水に含まれる塩素をシャットアウトし、希釈タイプに比べ水温の安定を大幅に向上させています。不凍液も配合していますので一年を通 じてご使用頂けます。

凍結点をあまり低めに設定すると高温時の急速な冷却効果 が薄れるため、あえて凍結点をー20℃とすることで一般使用温度域での急速冷却向上を実現しました。

冷却水の泡立ちにより冷却水が循環しなくなることを防ぐため、消泡性、抑泡性を強化しました。極寒地では凍結防止剤を充填する事で、凍結点を下げる事ができます。

 

要するに!水で割るタイプより 平均5度〜10度前後 温度が下がります!

空冷ポルシェには関係有りませんが 水冷車はおおいに関係あります

夏場のサーキット等は必需品です!!

ジールプロでは! いろりろなトラブルや改善対策を常に考え提供しています! 

いろりろ質問お待ちしています!!

 


投稿者:zeal-pro at 17:55 | メンテナンス

2010年6月29日

ポルシェ フェラーリ エンジンオーバーホール

この今年に入り エンジンのオーバーホール 急増!! 

最近の傾向で””車両の購入方法や買うところの変化を話しました!

買ったばかりなのに”” もう?エンジンオーバーホール????

...............なんて事が 増えています!! 当然といえば当然です

 

 

『そろそろ”エンジンやばいな!! 売却しちゃおうかな!!』 なんて車が 流通されている! オーナーさんも2〜3人ならまだしも 5人目なんてポルシェ 欧州車が多くなってます!

 

 

ポルシェ964 993 新車から うん”十年!! これは!そろそろ エンジンもリフレッシュが必要!

中には2回目のオーバーホール!なんて 車両も$””””

 

 ジールプロ では エンジンオーバーホール(ノーマルOH〜チューニングOHまで)対応しています!

時間が待てない方に リビルトエンジンもご用意しています/re-build/

  

オイル漏れはまだしも ピストンリングやオイルリングの磨耗破損 バルブの破損 メタルの傷矢焼き付き エンジン異音 等さまざまなトラブルが出てきています

今回のお客さんは バルブスプリングの折れ オイル上がり(マフラーから煙)

でした! 購入に大枚$をはたいて また”” 大枚$が出て行く!!

大変です!

 

   

ツインスプリングになってます 外側が折れていました””

 

 

月間で2〜3台はオーバーホールが入ってきます!

リビルトエンジンを作るのが間に合わない今日この頃です!

エンジンを下ろすと どんどんばらします 洗浄や加工にまわします

 

クランクシャフトは 振れや傷を見ます バランス取りをして 磨きます 綺麗になりました!

 

ヘッドはマシン加工をし 純正基準より精度を上げています

 

 

バルブタイミングはカムシャフト エンジン仕様により変化します

デスビはOHをお勧めします

 

 

 

ジールプロ では ポルシェ以外のエンジンも多く手がけています

写真は フェラーリ F335のエンジンです! F355はフェラーリの中でも少し変わった エンジンになっています どこが違うか??

簡単に! ヘッド!  バルブの数です 5バルブ 吸気が3 排気2 奇形カムシャフトです 

 

以外にも 実は多い F355エンジンヘッドトラブル!!

 

カム山が斜め! その為 バルブクリアランスが狂いやすい! フェラーリは高回転をまわしすぎる 

ほとんどバルブシム調整していない ポルシェのように 簡単にタペット調整できないので 世の中のフェラーリヘットは 異音(タペット音)が出ている車両が多い!

ほとんどはマフラーがうるさく あまり判らないのがほとんどです!!

 

F355 V8エンジン 

エンジン ヘッド

 

F355 8連スロットル!

1990年台半ばから後半にかけて フェラーリは 出力アップのためいろいろな事をしています 

先ほどの5バルブや8連スロットル より一層の吸気効率を上げるため!

但し実はメンテナンスが大変”””

 

 

メンテナンス イタ車は大変 特に フェラーリ ランボルギーニはしびれますよ 

ちなみにディアブロのタペット調整は20000キロごとです” 恐ろしい”” 整備書にちゃんと書いてあります!

 

そのうち ディアブロも詳しく紹介いたします!

 

 

F360モデナからは このスタイルをやめ 吸気可変や 可変式バルタイ 等に変化 ポルシェもツインカムにバリオカムに変化!

現在は直噴に!

どんどん変化していきます

 

しかし”” 6連スロットルや8連スロットルは憧れです”””

そのうち フェラーリ12気筒に 12連スロットルを付けたい

 

エンジンメンテナンス 詳しいことなどは また次回書きます!

疑問なことや 予算など お気軽にご相談ください

投稿者:zeal-pro at 17:08 | メンテナンス

2010年6月27日

空冷 ポルシェ メンテナンス 夏季偏

空冷ポルシェ この時期 温度上昇!! なんか?おかしい???

こんな事ありませんか???  

温度といっても いろいろあります”” 

 オイル温度

 エアコンの温度 (冷えない)

 排気温度

 水温(水冷車)

 本日修理完了車は 964カレラ2  オイル温度が上昇”” オイルクーラー電動ファンも回ってすぐに止まる??

こんな症状......................疑わしいところは! ファンレジスター 温度センサー この辺は たびたび交換しています! つづく..........

 


続きを読む...

投稿者:zeal-pro at 17:09 | メンテナンス

ポルシェ993メンテナンス&チューン

 先日 993カレラ後期モデルを 中古屋さんで購入された

お客さんが来店されました。

 

 

数が少ない6速です 残念ながらコンディションが悪く

購入して間もないのに ポルシェの走りが出来ません

 

車検も切れたし 今回は清水の舞台から 飛び降りて頂きました

 購入して間もないのに大変ですが!

 

乗り換える事もできないし 直す お金ないし!!

 

 

こんな感じのユーザーさんが増えています!

 

 

ローンで何とかしょう…..と なりました!!!

どうせなら ある程度まとめてメンテ&チューンする事に
 

完成写真 

 

 

メニュー

車検整備一式
エンジン異音→  ロッカーアーム周り+ラッシャーアジャスター交換

 

 

電装系修理

 

サスペンション→ オーダーサスペンション

                今回はメーカーオリジナルを減衰の変更 バネレート変更
                全長変更で制作 街乗り重視+スポーツ走行!

 

 

 ストークがかなりショートに なのに 滑らかに走ります

柔らかく 感じるのに コーナーではすごく踏ん張ります

走りが 激変します

 

 ブレーキ→    前後ブレーキオフセットキットに交換

               フロント2ピース 304Φ
               リヤ  3ピース 330Φ
               リヤは仕様変更して324Φから330Φに大きくなりました

 

 ノーマルより かなり 大きく成ります

 ブレーキパット→ ノンアスタイプ ストリート用です

             RR車はリヤブレーキも肝心です

 

 

ホイール→     ブロンバッハ特注 F8.5J R10J

 ライメント→     今回はストリートメインでセッテイングしました

 クラッチ→        ツインマスのフライホイールが切れていて 危ない状態でした

                 フライホイールをシングルマス(RS用)に変更カバーはバネレート
                を強化タイプに変更 ディスクは(RS用)に変更!!
                  〔動けなくなる寸前でした〕

 

                     新しい クラッチの写真取り忘れました

 

 あんなにガタガタだった993 生まれ変わったように走ります

 諦めずに せっかくのポルシェを復活指せましょう!!!!!!


投稿者:zeal pro at 12:37 | メンテナンス

テスタロッサ 整備その2

フェラーリ テスタロッサ 足回り整備!

かれこれ”25年も前の車!! 果たして 駆動系はどうなの??

以外にもフェラーリは足回りや基本駆動系の整備はされていないのが原状です””  走行も少ないのかも知れませんが それにしても ほとんど手付かず” こんな車両が多い! 元々この年代のフェラーリのパーツはけして 優れているとは褒め言葉にも言えない!! 

やはりイタリアの代物” ボディーの補強や足回りの取り付け素材等 首を傾げてしまう”””  この状態で 高速をかっ飛ばす! 自殺行為そのものと思うのは! 私だけでしょうか??

ノーマルの足回   今回は予算の関係もありますので サスペンション&ブレーキチューンは後日になりました!

ピンボケですが ステアリングラックとタイロットエンド部分の ボールジョイントに”ガタ”発見! ステアリング関係にガタが有ると高速等でハンドルがぶれます 

テスタロッサは部分の部品が出ません”””  ジョイント部分ピンを打ち込んで さらに かしめてあります 外すなという事でしょう!

何とか加工して カラー側を外し 機械加工で製作して交換します

アッセンブリー交換ですと 軽自動車が買えてしまいます!!

 

ちなみに!!

 

フェラーリ テスタロッサ 用 サスペンションキット               BIOT asse シリーズ   タイプ ASSE ¥548000

         タイプevoluton de leger ¥468000                                          

一台分で6本使いますので 少し値段が高いです

 

テスタロッサではないのですが 装着参考画像です↓

画像は フェラーリ F355 ベルリネッタ ¥318000〜  

ついでに写真の説明もしますか!!

これはサスペンションキット+ブレーキキットもつけています ブレーキは リヤ355φ ブレンボロータスキャリパー フロント355φ F50キャリパーで製作しています

参考

リヤ ブレーキキット   ロータスキャリパーキット(3ピース) 355φ ¥460000

フロントブレーキキット  F50キャリパーキット (2ピース) 355φ ¥420000         

 

ジールプロ では ヘダースはワンオフで等長で製作 F-1サウンド レスポンスを向上しています

 

 

 

テスタロッサ ノーマルホイール用 ブレーキ

 

ノーマルホイールですと ホイール内径は小さく 大きなローターが入りません  F50用キャリパーを装着するため ナックル側を加工して ブラケットを取り付けています ローター径はノーマルより大きくなりますブレーキキャリパー F50タイプですので ノーマルのate2ポットキャリパーに比べ 驚くほど 効くようになります!! ジールプロ では 車の状態に合わせ パーツを製作しています ご相談ください

 

マフラーはエキマニから後ろを製作” 6→4→1 にして サイレンサーに行っています ジールプロ ワンオフ

 接合部分から 次の集合部分までの距離を 限りなく等長にする為パイプの長さをあわせています! 

後はサイレンサーの素材や構造 中身で 更に 高音”” F-1に近づきます! 

 

ふやはり フェラーリはサウンドでしょう!!

但し 良く曲がり 良く止まる 機関も好調!! 基本が駄目ではいけません! 

お金は かかりますが” 是非好調なフェラーリに近でけてください!

 


投稿者:zeal-pro at 11:27 | メンテナンス

2010年6月26日

テスタロッサ 整備

以前紹介した! 1985年式 フェラーリ テスタロッサ 嫁入りがきまり 納車整備に入りました!!

 

約4年かけてこつこつ 仕上げていたので 大幅なメンテはほとんどいりません”” タイミングベルト ウオーターポンプ関係 水周り 電装関係! は終わっている!

お婿さんは” 17年来のお客さんで 歯医者さん! ベンツ ポルシェ と数台所有!!

930カレラのディーラー車のバリモノ(17年間所有)を手放し! 以前から欲しかった テスタロッサをゲットされました!

このテスタロッサは 私が個人的に持っていたので 結構お金かけてます エンジン周り ホイールは特注の一品モノ!! インテリアは イタリアから取り寄せた アルカンターラに張替えシートに跳ね馬を刺繍!80万かかりました!

インテーク周りも結晶塗装でお色直し!!

 

 

デスビのオイルシールからオイルが漏れているので交換”” このオイルシール ポルシェの2.5倍はするね 1万円以上です””” なんでこんなに高いのでしょう????

パッキンも一枚 5千円以上です 国産でしたら 何百円!!でしょう!!

細かいパーツ たいしたもんじゃなくても すぐに うん万円になります””””””

ローターとデスビキャプは 恐ろしい値段です!! 今回はプラグコードを製作して交換しました!

アイドリングのばらつき! 吹け上がりが悪い等 点火系 又は 燃料系がほとんどです! 今回はまあまあでしあが 12気筒が綺麗にアイドリングするよう 基本的なところをもやります

テスタロッサは964までのターボと同じく Kジェトロを採用しています当時はベンツ等も使っていました 当時はすごい発明でしたが 今となっては化石に近い代物です! 512TR以降は インジェクションになっています! 

Kジェトロは 不都合が生じると 結構面倒です 本来は非分解でオーバーホール 等はできません””

但し! 現在は外国 アメリカエンジンビルダーでOHも可能になってきています!  但し 値段を考えると フルコン MoTeC 等に変更したほうが より快適になりますし 後のメンテナンスもぐ〜んとよくなります

ディアブロなんかは てきめんに よくなります!!

 

プラグコード””

左が純正(ウン十万) 国産で製作 約¥86100円”” 

綺麗にセットできました! ついでにプラグも交換 12本”” プラチニュームですと高くなります!! 12気筒はお金かかります ポルシェもツイン プラグは12本ですけど””

アイドルアップレギュレターも正常 コールドスタートも正常 Kジェトロの燃料 燃圧も正常 エアー調整し 両バンクのバランスを補正!!

エンジンスタート!!!  ファ〜〜〜ン

良い音です!!!!

今日はここまで””  続きはまた 明日””

 

 

 


投稿者:zeal-pro at 18:56 | メンテナンス

2010年6月24日

アライメント パート1

今回は 4輪アライメント についてお話します!

· アライメントとは??(基礎知識) 
サスペンション(足廻りともいいます)のセッテイングに必要はアライメント、正式にはホイールアライメントといって、簡単にいうと四輪のタイヤの角度や向きの事です。

 

 

それらの調整を行うことをアライメントをとると言っています。
また、このアライメントというのは、走る性能(サスペンションの特性)をどう生かすかにかかってきます。

車のサスペンションは、バネの硬さ・ショックの伸び縮みの強さ(減衰力)・車高(前後の重量配分)・アライメントなどの要素で構成されていて、走るにはタイヤも関わってきます。

このアライメントをとるということは、性能をトータルで見るということになるわけで

サスKITの選び方やその後のトータルでのサスペンションのセットアップに関して、考えなければなりません。

 

サスKITの取付けや、一般的には、アライメントといっても基準値に合わせているだけの場合が多く、タイヤ・その使用ステージなどに合わせた味付け的な部分は殆ど無いのが現状です。

注意!

たとえ高価な機械で測っても その車!ユーザーさんの走行ステージに合った寸法取りができなければ意味が無い!

 

· 一般的な車高とアライメント変化の関係
通常、車高を下げるとアライメントはキャンバー(1)がネガティブ(イン側)方向へ、  ポルシェはトーアウトにふる。

(2)がアウト方向になっていきます。本来車輌は設計されている時点で、コーナーリング中に車輌が傾き、アライメント変化を起こすことを計算されて設計されています。


ここで一つ、トーは極端なアウト方向への変化が起こるとサスペンションのメカニカルグリップが下がる方向にあります。ですが、コーナーリング中にはステアリングを切っている状態であることも忘れてはいけません(サーキット走行とストリートではセッテイングが基本的には違ってきます)

サスペンションを交換すると、ほとんどは3040mm車高が下がります。この状態を純正車高から考えれば、かなりロールしたような状況ですので車輌が止まっている状態であってもアライメントがくるった状態ということになります。

すなわち!車高を下げたら必ずアライメントをとらなければならない!

  1キャンバー…                                                タイヤと地面の角度のことです。タイヤ上部が車輌側に倒れている場合が「キャンバーがついている」と言います (専門用語ではネガティブキャンバーといいます)          通常は1〜2°位です。フロント/リア。 純正は調整機能が無い為調整できない       調整機能アッパーマウント付きサスペンションが必要!

※2 トー…                                                   車輌を上部から見た時のフロント/リア、それぞれのタイヤの前進方向への角度をいいます。   通常は内側に(イン1〜5mm位)つけますが、サーキット走行等はアウトにふる場合もあります。                                              通常車高が下がるとアウト方向へ広がります。リヤは駆動輪の場合トーイン方向 車種により設定が困難な場合がある!

※3 ブッシュ…
車のサスペンションの動く部分には殆ど、この「ブッシュ」と呼ばれるゴムのジョイントが使われています。強化タイプやピロボールタイプなどがあり 使用部品によってアライメントの設定も変わってくる!

※4 車高調整…
一般的に略して「シャコチョー」といっています。バネの下側の皿がネジ式で上下に調整できるため、サスペンション取付後にも車高の上げ下げができます。現在は全長調整式になっている(ショックボトム部分だけ上下できる)

5 キャスター                                                キャスターとは おもにフロントストラット ホーク等の前方に対する角度をいいます 簡単にいうと 二輪車のフロントホークが下に行くと前方に曲がっています

これにより 手放ししても ハンドルはまっすぐになろうとする性質が生まれます
要するに 車がまっすぐ走ろうとする為の角度です 角度が浅いとハンドルがふらつく 付けすぎると曲がりづらくなる。
 

 

ジールプロ には、大きなアライメントテスターはありません。以前から使用しているフォーミュラカーなどに使用していた計測器と、床面を加工したアライメント用の平らな面でアライメントをとっています。これは、一般の車(ラジアルタイヤ装着車と、サスペンションアーム類にゴムブッシュを使っている車)では、車を前進で止めるのと後退で止めるのではアライメントが違うからです。いつも同じ条件をメカニックの手で作り出し安定した作業を行ないます。タイヤのヨレやブッシュ(※3)のネジレなどが、進行方向で逆に力を受ける為です。

 
 
ジールプロ での車高調整(※4)は下廻りのアーム取付部分と床面で、車高の計測をします。よくフェンダーアーチでとっている場合がありますが、あくまでも目安としかならず、ボディーの構成部分で計測するのが本来の方法です。フェンダーなどはボディーに後で取付けするパーツですので、ミリ単位の計測には適さないはずです。フェンダーは取付方法によっては5mm程度は調整できますし、タイヤに干渉して曲がっている場合も多く見られます。
 

ジールプロ では、修正作業以外に発生原因を伝えたりすることも作業の一貫として行なっています。調整作業後の試乗で真っすぐ走るのか、ブレーキングでの挙動は正常か、などを点検しています。(ブレーキを踏んだら、右か左に曲がってしまう場合など) これらの他にも車高設定が悪くスタビライザーが直進走行時にも作用している車輌や、前輪と後輪の向きが車輌中心から大きくずれている場合などもあり、オーナーさんは正常な状態が把握できていない場合も多く見られる。

その為ジールプロでは 一台一台仕上げ自走セッテイングをし同乗していただき 挙動の変化やニアンスの変化を体験していただいています!

 

 

アライメントは車両の種類や使用目的等ですべてセッテイングが変わってくる!

車両スタイルはFR MR RR とあります 基本は一緒ですが 走行スタイル目的等でアライメントも大きく変わります

 

ポルシェはRRですので リヤにウエイトが大きい為ハードなドライビングをする場合やサーキット走行等する場合 大きく変化をつけます 

文章で書いてもなかなか分かりづらいのが現状ですよね”””お気軽に質問してください!!

 

応用編は次回 書きますので お楽しみに!!

 
 

投稿者:zeal pro at 15:12 | メンテナンス

2010年1月29日

フェラーリ テスタロッサ

 フェラーリ テスタロッサ!

このテスタロッサって 響きが大好き! 若きし頃 80年代後半 アメリカのTVドラマで!人気の マイヤミバイス! これが大好きでした!

http://axn.co.jp/miami/index.html

 

バブルの始めの頃で 景気はどんどん良くなる時期で”どこもかしこも 繁栄していた時代

そんな中 バブリーなアメリカドラマが大人気でした マイヤミバイスの主人公 ドンジョンソンとフィリップマイケル トーマスが 真っ黒なフェラーリ デイトナでマイヤミの町をカッ飛ぶ!

最高にいけてました!!  しかし 噂では コルベットベースのレプリカだっだそうで

クレームが入り 出せなくなる........そこで 本物のテスタロッサが 登場!!

ビヤンコ(真っ白)な テスタロッサ   多分 1984〜85年式 初期型 ドアミラーがAピラー途中から出ているタイプ しかも 片方だけ!! 日本は85年後半から 正規に輸入が始まる!

レプリカも併用して使っていたようです!

当時カッコイイセレブのシンボル的車でした!  ソニークロケット刑事(ドンジョンソン)が アルマーニのジャケットにパンツ インナーはTシャツ 素足にシューズ このスタイルで テスタロッサをかっ飛ばす!! 痛快アクション! 

当時は憧れて! まねしましたね!。。。。。。真似っていっても 当時テスタロッサは とうてい買えませんから アメ車 トランザムをローンでやっと買って! アルマーニ風 国産洋服!ですまし夜の横浜を流したもんです!!

当時はそれで満足してましたね! って !!! 前置きが長く成りました!

 

今回はテスタロッサを仕上げてみました

 当時の1985年式の初期型を数年前から持っていました!

テスタは前期型が 機械式燃料噴射装置(Kジェトロニック)EU仕様 (もちろん触媒なんて付いていない!)が 一番パワー出ていた!

アメリカ仕様 や 後期モデルは KEジェトロになり 幾分 レスポンスとトルク感が落ちる!

 私はこの憧れの初期のテスタが大好き!

 

しかし かれこれ26年経っている ノストラジックカーです 機関も大分 へたってきている!

そこで レストア&整備等してみました!

まず 内装は シート 内張 カーペット ダッシュボード等 全部 外し アルカンタラに張替!

ホイールも15インチ センターロックから 特注マイスター18インチに変更

エンジン周りも リフレッシュ!

 

結構綺麗に 

次回エンジン オーバーホールやその他 整備をお見せします!!

現在このテスタ 売りに出していますので 興味有る方はご連絡下さい!!!

 


投稿者:zeal pro at 17:41 | メンテナンス

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株式会社ジール

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