カイエンターボ 車検&フルメンテナンス
最近”ポルシェ カイエンの整備修理が増えてきました!
ブログで紹介したためでしょうか?? 今月3台目です!!
今回のカイエンは車検で入庫!! 初期型カイエンはいろいろな対策部品や改善されているパーツも多く出ています 特にターボは消耗が激しいので いろいろと不都合が出てきている車両も少なくありません!
早速点検です!
まず エンジンが不調” 点火経に難があります 下回り点検 かなりオイルが漏れています
クーラントの焼ける匂いがします!!
コンピューター診断をかけると 8気筒中2気筒点火不良 その他センサー類のエラーが見られます
早速整備開始です
カイエンはエンジンルーム内がとても狭くほとんど手が入りません
整備性はとても悪いです
まずフロントバンパー ヘッドライト等外します
配管関係も外していきます 古くなって亀裂や劣化しているホースやパイプ等交換です
オイル漏れの原因を探ります
パワーステアリングポンプからオイルが漏れています
シャフトからですので 交換です リビルトも出ていません なんと日本製の部品でした 金額がびっくり 約7万円 日本車なら半額かな””
複数のオイルが漏れています
ターボチャジャー付近からもオイルが漏れています これはタービンの潤滑と冷却用オイルです エンジンオイルを使っています これのパイピングとタービン本体よりも 漏れています 分解してシール交換ですね
パイピングは交換です
今回はエンジンブローバイホースや変換装置も故障していて ブローバイオイルも漏れていました!
こちらは? イグニッションコイルです 現在の車は ダイレクトイグニッションタイプを使います エンジン気筒数いります ベンツの600は恐ろしく高かったですが カイエン用は安かった”” でも一個1万円台です
ついでにプラグも交換です ターボ用プラグはNAエンジンの2〜3倍します
消耗度も激しいですね ターボ車は 通常に比べ パワーがある分 エンジン燃焼温度や高圧力 高負荷 がかかり パーツ類の寿命が短いのです!
今回の車両は走行距離70000キロです このぐらいになりますと 大幅なメンテナンスは必要です
中古車を購入の場合100万円単位のメンテナンス予算を用意しましょう
さて水回りです
このパーツはインテークマニーホールドです ここで吸気の分配等しています この辺のパーツをすべて取り除きます 古くなると
このグリーンのパッキンがヘタリ エアー漏れ等起 エンジン不調となります 特にターボはある程度で交換が必要です
スロットル サクションパイプ フューエルライン ウオーターライン等すべて外し 改善前のパーツや疲労の来ているパーツを交換しましょう
新しいパーツをつけ 組み立てて行きます
水漏れは配管のジョイント等に多く見られます 冷却水も高温になりますので 定期的な交換が必要です
ウオーターポンプ テンショナー ベルト等最低限変えましょう!!
ブレーキも悲鳴をあげていました ターボ車にはよりおおきいブレンボ6ポットブレーキがついています SUVにして あの加速 200キロオーバーでの巡航運転も可能はカイエンは とても効くブレーキがついています
しかし消耗度も激しい””””
今回はパットはもちろんローターも許容を超えていますので 新品に交換です
ローターが激しく減っています
フロントです 綺麗になりました
リアブレーキも綺麗になりました
とりあえず リフレッシュメニュー進行中です!!
人間も内臓パーツや関節など交換できたらと思う今日この頃です!!
投稿者:zeal-pro at 19:57| メンテナンス