964 ピロブッシュのすすめ!
ポルシェ964 ピロブッシュ 特性
*今回は足回り その中でもまだ そんなに需要が少ないピロブッシュについてお話します
Q なぜ ピロにしたほうがいいのか?
Q どんな効果が期待できるのか?
そんな疑問があると思います なかには!
『 ピロにすると ゴツゴツしたり 音が出たり ワダチでハンドル取られる!!』 なんてよく話を聞きますという ユーザーさんがいます
実際はその逆で ものすごく コントロール制がよくなり サスペンションのレスポンス向上ハンドリングの向上 コーナーでの踏ん張りや粘り ナンダーオーバーステアコントロールの向上
以上のような事が 非情によくなります!!
但し!!サスペンションがピロ仕様又はその作用に適した 物でなければなりません!!
具体的には ピロはフリクションがゴムブッシュに比べ 非情に低減します ほぼ動きの摩擦や抵抗が無くなりなす
すなわち!良く動くアーム成ってしまい それを支えることができるサスペンション!が必要になります
ジールプロでは ノーマルブッシュ仕様とピロブッシュ仕様のサスペンションは根本的に仕様を変えています!
ここで! ピロブッシュの図解説明をしておきます
図は964ではありませんが 下の図でどこにピロが入るかお分かりになると思います ロアアーム スイングアーム 等の駆動するジョイント部分です
サスペンションピロブッシュの必要性
純正で使用されているゴムブッシュは外側のケースと内側のゴムが固定されているため、可動範囲はゴム自体のネジレやたわみによる約30°位しかありません。(図2)ピロブッシュは360°自由に可動するので(図1)、動きに制限を与えません。
サスペンションアーム可動範囲
また純正ゴムブッシュは、ゴムのネジレやツブレにより、支点位置も不安定となってしまいます。その結果、アライメントが常に変動してしまいます。また、常にゴムの反発力が働くためサスの動きに大きな悪影響を与えます。
ピロブッシュは支点が変化しない
このように力がかかる場合は、側面にゴム板が付属していて、側面方向へのネジレを防いでいます。ピロブッシュは支点の位置が常に一定で、またサスペンションの動きに影響を与えません。側面方向へのネジレを防いでいます。
要するに ノーマルブッシュは支点が定まらず ハンドルをきって曲がる時やブレーキング時等 大幅にアライメントが狂ってしまいう
ピロは金属ボールですので支点が狂わない どんなシチュエーションでもコントロールが狂わないという事です。
すなわち! 走りに無駄や ふらつき 不安定な挙動が出なくなる
素早い安定したコーナーリングが可能になる!
バンプステアが出ない安定したブレーキングになる!
立ち上がりの路面キャッチが向上したトラクションが可能!
まだまだ 利点はたくさんあります!
デメリットとしては 少し高価! 取り付け作業も大変!!定期メンテナンス(グリスアップ)や点検が必要! プロでもかなり理解してる メカニック等の作業が必要 サスペンションが専用セッテイングでなければ効果どころか逆に悪くなることも!アライメントがシビアになり やはりアライメントに熟知し試乗して実測で調整する必要性がある!
ジールプロでは そんな難しい難題をすべてクリアーしています!
964専用品として 開発しました!
フロントロアアーム(ウイッシュボーン) ピロブッシュ
ロアアーム (リヤアクスルテレーディングアーム)ピロブッシュ
上記写真(左)メインカラーは純正下取りになります!
リヤ ストラットプレート (ターンバックル式ピロ)
リヤのアライメント許容範囲が広がります
964のセミトレーデングアームはキャンバー トーが 別々にセッテイングできませんでした! ターンバックル式に変更することにより ストラットプレートの全長を変更して アライメントの補正ができます!
街乗りはもちろん サーキットやワイディング等で ポルシェの走りを大幅に改善でき 自己のコントロールテクニックの許容も大幅に向上することができます!
仕様変更 特殊オーダーも受けたまわります!
次回は930レーシングアーム ピロブッシュをご紹介します!!
最後までお読み頂ありがとうございました
間違った知識やうわさ等 少しでも改善でき 本来の知識として参考になれば幸いです
解らない事などドンドンお気軽にお問い合わせください!!
ジールプロ 04-2935-1134 担当クリバヤシまで!
投稿者:zeal pro at 10:02| チューニング