ポルシェ996カレラって?
最近は個人売買やインターネットで 気楽に購入される方が増えています
流通や購入パターンも昔とは大分違ってきています 良い悪いは別にして やはりユーザーさんの中で安く買いたい! 高級外車も射程距離に入ったとゆう 感覚が出てきたのでしょう!
しかし 安く買ったつもりが高く付く! そんな傾向が増えています!
機械もの 中古品 再生やメンテをしていない! 様々なリスクが隠れています!
996も手軽な値段に成ってきました しかし!! 重大なトラブルも出てきています
大きなものは やはり エンジン損傷でしょう! 空冷から水冷に変更され 結構構造上で無理があります 996前期は 新車納品後 かなりの数エンジンを載せ替えられています
一番の無理はやはり エンジンの温度ムラですけね
空冷時代はシリンダー自体が セパレートで分かれていて 均等に冷却出来ました
水冷ですと 真ん中のシリンダーに熱がこもり 歪みが出ます 最悪はシリンダー自体がゆがみ ピストンスカートと干渉してしまったり シリンダー内の水ラインにクラックが入り オイルと水が混ざってしまう!
両者とも エンジン自体は終わりです!
空冷はオーバーホールで対応していましたが 996以降 メーカー側でリビルトエンジンを用意(あまりにも故障が多かった)しています 金額はオーバーホールよりリビルトへ載せ替えの方が 安く済む こんな結果です しかし安いといっても 結構します
定価は240万コワチャージ返却で値引きはあるものの なかなか大変です
『約5万キロ走破した エンジン!』
『リビルトエンジン コンプリートですので 補機も 新品です マフラーは違います』
何か対策は無いのか?? 決定的な物は有りません しかしまずは 初歩的なメンテプラスアルファーと思っています
まずは 冷却水 新しい物に変える 最近のクーラントは水と濃縮液を混ぜるタイプではなく 全容量交換タイプ すなわち 水を入れません 数年前より レーシンカーやスポーツ走行用に使われ始めています
ペットボトルなどに入れて 両者を振ると解りますが 全容量タイプの方が 泡立ちませんこれにより温度を5度〜10度下げられると言われています
ポルシェ純正はそれに とろみが付いています このとろみの効能は解りませんがなにか意味があるのでしょう!
このクーラント自体色が分かれています 現在はピンクです それ以外だったら早めに交換しましょう!
冷却水は一番の冷却方法ですので 入っていればいいではなく ある一定期間で交換するべきです
次にオイル 996販売当初 みんな 柔らかいオイルを使用していました (私は最初から20w−50を使っていた)
水冷といっても このエンジンは柔らかいオイル 例えば5w−30 0w−40 10W−40 等
伝統のドライサンプエンジンをやめ ウエットサンプ式に変更した996” (ただし GT−3等は964クランクを使用しドライサンプにしている)
コストダウンでしょう!
ツインカムになり それなりにパワーも出たけど 耐久は?どうなの?
実際 本格的ポルシェと街乗りポルシェと 分けたんですけどね!
て事でオイルは粘度のあるオイルを進めます 出来れば 良質なオイルが良いです(合成油)
水 オイル はすぐにやりましょう!
今後は 冷却装置を作ろうと思います 996はオイルクーラーが有りません” てか 一応エンジン上部に小さいチャージクーラーが付いていますが ほとんど意味無さそうです
そこから ホースで取り出し オイルクーラーコアーを作ったら良いのではと思っています
しかし 冷えすぎてもいけませんし冷えなくてもいけない!その辺が難しい オーバークールもだめですから!
その他 マイナートラブルも多々有ります
まずはセンサー類等 エアマス スロットル O2 等 この手のセンサー類はエンジンが不調に成ったり ストールする前に 交換しましょう
昔は納車整備でこの辺は交換ですが 最近の販売店さんは ろくにオイル交換すらしていない所も有ります ノークレーム ノーリターン てやつですね!
あまりにひどい 状況で納車された車のユーザーさんには ショップにクレーム入れた方がいいよって いってあげますが ノークレームなんで!! で終わっています なんか変ですね
だからって けして 安く買ってない! それどころか フレームダメージや足のダメージが有ったりすく 車も有ります!
買い方によっては 経済的にも精神的にも デメリットが多いのでよく検討する事をおすすめします
日本車でしたらリコール物です 後期3.6も実際 数千キロでシリンダーが破損してエンジンがパー!!て 事例があります
ポルシェジャパンに かなり掛合ましたが 結果は自費修理でした 3年の保証すぎたら 例え5000キロの車もメーカークレームは受けないとゆうことです
シリンダーにクラックが入ると オイルライン ウオーターライン すべて洗浄又は交換に成ります
エンジンのみの交換ですみません
オイルクーラー等の洗浄や配管の清掃”” 作業も時間かかります
↑これで 10回洗浄してもオイルか出てきます ある程度洗ってから 専用の洗浄剤を入れて洗います” 目にはいるとすごく痛い!! 顔がヒリヒリします””””
見苦しい顔をお見せして すません
今回はオートマチックの不都合もあり バルブボディーの洗浄とトルクコンバーター オイルポンプの交換になりました!!
なんだか!! 不安な事ばかり お書きして すません!
エンジンの場合 今までの用に 良い悪いが 見た目判断できません 少しやっかいです
しかし ちゃんと整備して 対策してあげれば トラブルも少なくなる事は明確です!
あまり 世に出ない話でした!!
投稿者:bluepoint at 10:41| メンテナンス | コメント(2) | トラックバック(0)