ポルシェ　993RSクラブスポーツ改⇒GT2レーシング！NO1

今回は993RSクラブスポーツをチューニングします！

この車両もいろいろチューンしてきました”　特注サスペンション　エアロ関係　ホイール　ビック2ピースローター　モーテックと””

空冷NAでは限界があります！　そこで　GT2 レーシング仕様にする事になりました！

 

 

 

 

まずエンジンです”　　程度良好のベースエンジン　993ターボ用です　すべてフルバランスをとりました。

クランクダイナミックバランス ピストン　コンロットグラム合わせ　ヘット回りも　すべてやりましたが　今回は耐久性を考慮して　削りは最小限です　強化バルブスプリング　チタンリテナー

 

　カムはエボリューション用をチョイス　オーバラップ大きい！！

エンジンは心臓部ですので一番肝心””　　細心の注意を払って組みます

 

今回タービンは　KKK製　K24タービン　海外より汎用を取り寄せました　GT2もK24タービンですが　一回り大きいタイプになります。

インテークは100φ　ポーテットシラウドタイプになっています　このタイプはサージングを起こしづらいタイプ　ハイフローですのでよりパワーが出るはずです！

 

 

仮につけてみると　かなりクリアランスが厳しい！！　

 

 

エキマニはレース用でワンオフで製作しました　レスポンス重視で距離最短で製作！

 

 

集合部分も効率を重視！　綺麗にできました

 

 

エンジンに仮組みしてみます！　レスポンスかなり良さそうです　サーキット走行ですとレスポンスが重要”　等長はできませんがエンジンから最短でタービンに行きます

 

 

 

 

 

インマニです”　　今回は964カレラ初期型のアルミ　インテークマニーホールドを使います”　インシュレーター接続部分を数センチカットしています　インマニを低くする為です　抜け止を溶接して製作　後でバフをかけましょう

 

インシュレーターとデリバリーは純正を仕様　配管は製作いたします　　インジエクターも大型に交換！

 

左が純正インジェクター　今回は高抵抗　トップフィードの720CCを使います　スリムタイプでいい感じです”

 

こんな感じです　プラグコードも交換　部品はほとんど新品です

 

 これは（右）　ノーマルのフューエルレギュレター！　とても小さい！　これでは安定した燃圧は無理でしょう”　ノーマルはあくまでもブーストもあげませんし　馬力もそこそこですので　こんなんでいいのでしょう！

左のは　アルミを旋盤で削り同じサイズの盲蓋を製作！

 

 

 

 

さてさて！　　インタークーラーです　

一番調達に苦労しました”　　今回は特注で製作

最近は国産チューニングメーカーさんも汎用インタークーラーコアを製造しなくなりました”　悲しい””　　需要が大分減っているのでしょう

元々ポルシェ用はエンジン上部にマウントしますので　シングルターボでしたらチューブが横に流れるタイプでできますのが　ツインターボは左右からエアーを取り込みますので手前から奥に流れるタイプのコアが必要です　今までは国産の汎用品を2個つなげて作っていましたがとのメーカーも生産終了！　

なんとか！一点ものでも対応してくれる国内のラジエターメーカーさんを見つけ　馬鹿デカイ　インタークーラーを作っちゃいました！

幅70センチ　奥行30センチ　厚み7.8センチ　

 

フィンはコルゲートタイプを採用　ポルシェはフロントにマウントできないので！　ストレートフィンより　冷えるタイプを選択！

ポルシェはリアフードからエアーを取り入れますので　国産FR車の様に　強制的に風が入りません””

サーキットで2速3速あたりで全開を繰り返すと　吸気温度がどんどん上がってしまいます　ですのでなるべく冷える用大型にして　フィンも風量が少なくても効率がいいタイプを選択　

それと分厚いインタークーラーはトルクは出ますが　強い風がないと冷えないため　程よい厚みにしました！！　純国産ですのでクヲリティーも最高です！！

(特注のインタークラー製作　承ります）

 

 

 では　　早速サイドタンクを作っていきます！

3mmのアルミ板をカットして　溶接していきます！

 

白いのは保護テープです！

 

 

表と裏と溶接していき　表のビートは削り取ります！

5種類のペーパーで研ぎ　コンパンドでバフ掛けします！

 

アルミのアルゴン溶接は電圧が高く光も強いので！　目がやられてしまいます”　連続やると結構辛いです　頭痛い”””　視力も落ちます！

老眼ですが”””””

 

 

エンジンを仮にセットして寸法を確認！　ギリギリですね　

スペースが今回は厳しいので　何度も合わせます　とても手間がかかります

 

 

これはインタークラーからＵターンしてスロットルに行くパイプです　そこにブローオフを付けます！

 

 

バフ掛けが終わった　サイドタンクです　かなりピカピカになりました！

↑サイドタンクにサクションパイプのジョイントをアルミ部材を旋盤で製作ターボホースの抜け止を製作

 

昼休み返上で作って見ました！

 

こんな感じに収まります　Ｕターンパイプもギリギリです

 

 

 

専用のタービンではないのでいろいろ改造です！

 

 

 

ちなみに左は993ターボ用K16タービン　小さいですね　　

アクチュエータはデカイ？？

 

今回　ウエストゲートで行くつもりでしたが　スペースもないのでアクチュエータにしました”　　HKSのGTR用　強化タイプを使用

ステーは現物合わせで製作　

 

ちょー簡単に説明してきましたが　まだまだ続きます！

今日はここまで！　また進みましたら　ご紹介いたします！！

投稿者：zeal-pro at 20:31 | チューニング